インタビュアー(以下、I):本日はお時間をいただき、ありがとうございます。こちらのサイトをご利用いただいたきっかけを教えていただけますか?
Aさん(以下、A): こちらこそ、ありがとうございます。私は30代なかばで、7年付き合った彼と別れた後、軽く絶望しまして。
「今からまた見つけるのもなー」と…。というか、その彼も子供ほしくない人で。でも私はどうしても子供がほしかったんです。一人で老後過ごすのは耐えられないっていうか…。いやでも、面倒見てほしい、とかじゃないですよ(笑)?
ただ子供と過ごしたいっ思ったんです。こういう人、多いんじゃないですか?
I:とっても多いですよ。安心してください。(笑)
A:良かった。そのため、「一人でも母になりたい」と決意しました。ずっと子どもが欲しいという思いがあったので、パートナーがいなくても実現する方法を考えたんです。
I:なるほど。それで、どのような方法を探されたのでしょうか?
A:まずはX(旧Twitter)で「精子提供」をキーワードとして検索しました。ただ、メッセージを送っても返事がない、いわゆる休眠しているアカウントの人も多く…。また連絡しても、そもそもメッセージのやりとりがちょっとヘンだったり、会話が成立しなかったり…。
I:あぁ…多いですねそういう人…。
A:そのため、自分で探すのに疲れて、サイトを使うことにしました。サイトも色々ありますが、結構、使い勝手が悪かったり、男性の顔やメッセージが分からないものも多くて…。そんな中、このベイビープラチナパートナーズは男性が分かりやすく見えていて本当に良かったです。
I:良かったです! 当方は男性が完全登録制なので、いわゆる「冷やかし」の方がいないのが特徴です。ちなみに精子提供者を選ぶ際には、どのような点に気をつけましたか?
A:提供者の健康状態や人柄が分かるプロフィールをじっくり読みました。慎重に選び、この人なら良いかもしれないと思える方を選びました。
I:では、実際の試みについてお聞かせください。最初の方法は?
A:最初は、シリンジ法でした。ただ…結果は陰性でした。落ち込みました。
でも以前に調べたネット情報で「一度でうまくいくとは限らない」とは書いてありましたし、まだ諦めるつもりはありませんでした。
I:その後、どのような方法に挑戦されたのでしょうか?
A:二回目は、少しでも成功率を上げたくて、思い切ってタイミング法に挑戦しました。
排卵日前後に、ニ回だけタイミングを取ってもらいました。忙しい中、快く調整してくれたドナーさんには本当に感謝しています。ただ、この時も成功しませんでした。
I:それは不安になってしまいますね…。
A:はい、「二回続けて失敗したなら、三回目もダメなのではないか…?」という不安もありました。でも、「次こそは!」という気持ちで、もう一度同じドナーの方にご連絡をさせていただき、三回目のチャレンジをしました。
I:そして、三回目の結果は…?
A:しばらく経って、ついに陽性が判明しました。妊娠検査薬の陽性反応を見たとき、信じられなくて何度も確かめました。涙が溢れて、しばらく動けませんでした。
I:良かったですね!妊娠が分かった後、どのように過ごされましたか?
A:それからは慎重に過ごしています。万一があったら大変なので…。
I:最後に、同じように悩んでいる方に向けてメッセージをお願いします。
A:大変なこともたくさんありましたが、自分で決めた道を進み、やっと夢が叶いました。「一人で子どもを産むなんて…」という声もありますが、私は後悔していません。
あのとき諦めなくて、本当に良かったと思います。
私の体験が、同じように悩んでいる方の背中をそっと押すことができたら嬉しいです。
I:貴重なお話をありがとうございました!
第三者提供精子による妊娠を望まれるご家族や女性と精子提供ボランティア活動を希望する男性をマッチングします。